感想
『「日経平均10万円時代が来る!(藤野英人著、日本経済新聞出版、2024)』を読んだ。
タイトルを見た時は、「え?日経平均10万円?言い過ぎでは?」と思っていた。
自分自身、保有資産のほとんどが「日本株」。
なので、日経平均がこれから「上がる」とは思っているものの、「日経平均10万円」の未来はさすがに見えていない。
もちろん、なったら嬉しいとは思うけど。
しかしながら、『「日経平均10万円時代が来る!(藤野英人著、日本経済新聞出版、2024)』を読んでみたら、あながち机上の空論ではないなと理解できた。
日経平均10万円の「根拠」が論理的に書かれていて腑に落ちた。さすが藤野英人さん。
「インフレ経済」に本格的に突入したと思われる昨今。
投資をしている者とそうでない者の資産格差は開いてしまう一方。
「投資」を人生の一部として、インクルードしなければいけないという「覚悟」が決まる一冊ではないだろうか。
また、投資は「世の中にとって良いこと」と肯定的に思える一冊でもある。
目次
第1章 海外投資家が日本株を買っている理由
第2章「日経平均」は10年後に10万円を超えている
第3章 生成AIの本格普及が「運用のあり方」を変える
第4章「10年後」をつくる銘柄はこれだ
第5章 10年後を「みんなで」考える理由
著者について
著者はレオス・キャピタルワークス株式会社の代表取締役である藤野英人氏。お金や投資系の本を多数書いていて、私もそのほとんどを読んでいる。内容はどれも示唆に富んでいて学び多し。
購入方法
Amazonから購入可能です。
『「日経平均10万円時代が来る!(藤野英人著、日本経済新聞出版、2024)』
コメント